企画展「ペンシルロケット60年目の待ち合わせin国分寺」

2015年4 月11日(土)~19日(日)、本多公民館ホールで企画展「ペンシルロケット60年目の待ち合わせin国分寺」を開催しました。入口には、1958年(昭和33年)の国分寺駅前の画像や当時の航空写真等を展示し、60年前の国分寺の様子を紹介しました。また、共催のJAXA宇宙科学研究所の協力により、小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセルとイトカワ微粒子の初の同時展示が実現しました。

糸川先生の等身大パネル

企画展の目玉であるペンシルロケットの実機17機は、過去最大規模の集合となりました。実際に発射実験に使用された機体と確認されているもの、野口聡一宇宙飛行士がSTS-114ミッションで国際宇宙ステーション(ISS)に持ち込んだ機体、2段式や燃焼室を3つ束ねたクラスター式など、どれも貴重な機体ばかりです。現在の所有者により還暦の赤いちゃんちゃんこを着せられた機体もあり、大事に保管されていることを感じました。新聞テレビ等でも多く取り上げられたので、ご覧になった方も多いかと思います。

ペンシルロケットの実機が勢ぞろい

展示室の様子

また、この企画展の新聞記事をご覧になった所有者の方から「一部が木のペンシルロケットを持っているので一度見てほしい」と連絡がありました。後日、専門家が鑑定したところ、尾翼部分が当時の実験で使用された実機であることが確認されたため、企画展に展示しました。企画展終了後、「引き続き、日本の宇宙開発発祥の地である国分寺市で多くの方に見てほしい」というご厚意で、市に寄贈いただきました。今後は、この想いを未来につなげるために、市の財産として大切に保存・活用します。

一部木製のペンシルロケット
▲寄贈いただいたペンシルロケット。尾翼が実機で先端と胴体は木製。

次の記念イベントは、古希(70歳)のお祝いとなります。ペンシルロケットは後世に受け継いでいくべき宇宙開発の貴重な遺産です。