ペンシルロケット発射60周年グランドフィナーレ  企画展「小惑星kokubunji そして、その先へ」

ポスター

2016年3月19日(土)、ペンシルロケット発射60周年のグランドフィナーレとして、本多公民館で開催しました。あいにくの雨模様にもかかわらず、親子連れをはじめ200名以上の来場がありました。

展示風景

展示コーナーでは、本物のペンシルロケットに加え、今回新たに製作された3つの模型が初公開しました。

小惑星Kokubunji軌道模型
小惑星Kokubunjiが公式決定した平成27年2月3日時点の惑星の位置を示しています。左下のモニターでは、リアルタイムの位置が知ることができます。

小惑星Kokubunji軌道模型

国分寺実験場のジオラマ
当時の国分寺実験場の図面などを元に、水平発射実験が行われた場所を1/20サイズで再現。

国分寺実験場のジオラマ

国分寺実験場のジオラマ

国分寺実験場のジオラマ

ちなみに市の職員がレゴで再現した実験場がこちら。

国分寺実験場レゴジオラマ

ペンシルロケット断面図模型
実物の約3倍のサイズで製作しました。
キャプションには内部構造の他、ペンシルロケットについても説明。

ペンシルロケット断面図模型

会場の奥は講演コーナーとし、2つのプログラムを実施しました。

1つめは、4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」の上映です。
解説者に国立天文台の羽村大雅さんを招き、大型スクリーンに再現された国分寺市から見える星空や宇宙空間を楽しみました。今回は、特別に小惑星Kokubunjiについても紹介。スクリーンの軌道図にライムグリーンで「Kokubunji」が表示されると、会場から感嘆の声が上がりました。
なお、子ども向け宇宙情報より、「Mitaka」のホームページをご案内しています。

国立天文台の羽村大雅さん

2つめのプログラムは、日本宇宙フォーラムの寺門和夫主任研究員によるペンシルロケット実験場の特定調査、名付けて「国分寺インディ・ジョ―ンズ計画」の発表です。 この調査は、61年前に国分寺市で発射実験が行われたペンシルロケット実験場を特定しようというもので、当時の写真・地図、関係者らの話を基に早稲田実業学校敷地内のテニスコートがまさに「実験が行われた場所」であると特定しました。

今回は、平成28年2月7日に早稲田大学文学部考古学研究室にご協力いただき、そのテニスコートの地下を地中レーダーで探査しました。使用されたのは、特殊なレーダーで、あの吉村作治教授がエジプト遺跡の調査で使用されたものと同じ仕様のものです。集めたデータを解析したところ、ペンシルロケット実験場となったコンクリート上の構造物が、いまだに地下に眠っていると推定されます。講演後も、実験場ジオラマの前で解説を行い、聞き入る来場者の方が多く見られました。

日本宇宙フォーラムの寺門和夫主任研究員による「国分寺インディ・ジョ―ンズ計画」の発表

実験場ジオラマ前での解説

この他、会場では、「ペンシルロケット夢もなか」や「ペンシルロケットのクリップマーカー」など宇宙グッズの販売があり、国分寺市ならではのお土産として、好評でした。

ペンシルロケット夢もなか

全国初?!ペンシルロケットをあしらったもなか。ふわっとした皮に、粒あんがはさまれています。

発射実験50周年記念クリップマーカー

発射実験から50周年を記念に製作されたクリップマーカー。10年経った現在も人気商品です。